関節拘縮について

訪問マッサージをいていますと関節の拘縮について考えさせられます。

施設に入所しているご利用者様、病院退院後にご自宅で療養されているご利用者様、一人ひとり身体状態が違いますが、関節の拘縮がある方が多くいらっしゃいます。

健康で立ち上がり、歩く、物を持ち上げる、着替えるなどできて当たり前の日常生活動作(ADL)が障害者、高齢者は、この動作ができなくなったり、やりにくくなったりします。

病気や骨折により入院、高齢になると動くのがおっくうになり知らず知らずに筋力の低下、関節の拘縮が進行し、思ったより動けない自分にショックを受け運動量が減り閉じこもりがちになってしまいます。

このように精神面、肉体面での低下を総称して「廃用性症候群」と言います。

廃用性症候群の中でも一番に怖いのは、関節の拘縮です。健康の方でも朝起きた時は、身体が硬いと感じると思いませんか?起きて動いていればまた、身体がやらかくなり動きやすくなりますよね。

高齢者の場合は、違います。高齢により下肢筋力の低下、筋肉のこわばりがあり動きたくても動けないのです。、人間動かないでいるとどんどん関節が固くなってしまいます。

180°伸びていた膝がいつの間にか100°しか伸びなくなってしまうと歩きにくくなります。
歩きにくくなるとますます歩かなくなり関節の拘縮が進んでしまいます。

同様に上肢での関節の拘縮が進行すると腕が上がらなくなり着替えもうまくいかなくなって
しまいます。

厚生労働省は、病院でのリハビリ日数の制限を付けた理由は、筋力の向上は180日を過ぎると頭打ちになり筋力の向上は望めないという結論を出したからなのです。

180日過ぎても筋肉の維持向上はできます。

人は筋力だけで、動いているわけではありません。関節の柔軟性が必要なんです。

関節の柔軟性を高めるためには関節可動域訓練が必要になってきます。
関節可動域訓練とは、簡単にいえば、ストレッチ体操なんですが、拘縮が進んでしまっている方は、ご自身で行うことができできません。続けることによって少しづつ関節拘縮が改善していきます。

関節拘縮が改善すると必ず日常生活動作が向上します。

 

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